アシックスの3eや4eとはと検索している方の多くは、自分の足に合ったスニーカーを探しているのではないでしょうか。
アシックスでは、足幅に応じて2E・3E・4Eなどのウィズ(足囲)設定があり、サイズ感にこだわることで快適な履き心地が得られます。
本記事では、アシックスの3eや4eでランニングシューズの選び方や、2eと3eの違い、さらには2Eと4Eの違いをJIS規格も交えて詳しく解説します。
加えて、3eのペダラでレディース向けモデル、キッズ用の3eのレーザービーム、エクストラワイド4eやワイド4eの特徴比較、4eのメンズやレディースにおすすめのシリーズ、4eのウォーキングでレディースに好まれる理由まで紹介します。
仕事用としても人気の3eや4eの安全靴についても触れながら、失敗しない靴のサイズの選び方を丁寧にお伝えします。
幅広モデルの特長を理解し、あなたにぴったりの一足を見つける参考にしてください。
■本記事のポイント
- アシックスの3Eや4Eが示す足囲の意味と特徴
- 2E・3E・4Eの違いやJIS規格に基づくサイズ感の違い
- 用途別のおすすめスニーカーやウォーキングシューズ
- 自分の足に合った靴のサイズの選び方と測定方法
アシックスの3Eや4Eとは?幅と選び方を解説
靴選びでよく目にする「3E」や「4E」という表記。
特にアシックスのスニーカーやランニングシューズを探していると、幅の違いが気になる方も多いのではないでしょうか。
これらは見た目ではわかりにくいものの、足の快適さやパフォーマンスに大きく影響する重要なポイントです。
ここでは、アシックスにおける3E・4Eの意味や、2Eとの違いをJIS規格に基づいて詳しく解説します。
さらに、自分の足に合った靴を選ぶために欠かせない「足囲の測り方」についても紹介します。
アシックスにおける3E・4Eの意味
まず、アシックスでは靴の幅(足囲)に応じてサイズ展開しています。
標準幅は男性がD、女性がBで、2Eは男性向けの“ワイド”、女性でもゆったりフィットの幅です。
さらに4Eは“エクストラワイド”、つまり少し広めの足囲を求める人向けです。
ラベルには“2E”や“4E”と表記され、トウ(足先部分)の横幅や足全体のボリュームが広がります。
この幅の違いは一般的には数ミリ単位ですが、足が幅広や甲高の人には大きな違いを実感でき、特に長時間歩いたり走ったりする際の快適性や足トラブルの軽減に直結します。
ただし、幅だけを重視して選ぶと“かかとが緩くなる”“靴の安定性が低下する”といった注意点もありますので、試着して足全体のフィット感を確認することが重要です。
2eと3eの違いと足囲の拡がり
2Eと3E、そして4Eはすべて幅の違いに基づく表記ですが、アシックスでは特に2Eが「ワイド」、4Eが「エクストラワイド」として一般的です。
3Eは“ダブルワイドとエクストラワイドの中間”に位置することから、3E=トリプルEとして3E幅の選択肢が販売されているケースがあります。
またAmazonの質問解答によると「3Eはトリプルワイド(3Eはwideより更に広い)」と明記されています。
一方、アシックス公式には2Eと4Eの数値(幅)は表記されていますが、3Eについては明確な数値情報は少なく、ブランドによっては3Eを採用していない場合もあります。
実際の足囲差は数ミリ単位(例:男性9.05cm(標準D)→10.00cm(2E)→10.95cm(4E))と微妙ですが、足幅や甲の高さによっては快適さに大きな影響を与えます。
しかしながら、「3Eがどれくらい快適か」は個人差が大きいため、必ず店頭や試し履きで確認することが推奨されます。
加えて、赤みやタコ、圧迫感などの足の不調がある場合には、2Eや4Eよりも3Eがちょうど良いというフィッティングもあるため、一足ずつ幅を試してみることが大切です。
2Eと4Eの違いをJIS規格から見る
靴幅のJIS規格では、「2E(EE)」がワイド、「3E(EEE)」がさらに幅広、そして「4E(EEEE)」はエクストラワイドに該当します。
メンズの例では、例えば足長26cmの場合、足囲が255mmだと2E、261mmが3E、267mmが4Eに分類されます。
JIS規格では足囲(親指と小指の根元を囲む周囲)を基準としており、すべてのサイズ決定が足囲によって行われるため、靴選びにはこの数値が重要です。
2Eと4Eの差は数mmから12mm程度ありますが、これは着用時の圧迫感や足先の余裕に大きく影響します。
ただし、同じ足囲でも足幅(親指根元間の直線距離)は異なるため、実際に履いてみて足全体とのフィット感を確認することが重要です。
ラベル表記で幅が広いと思っていても、メーカーやモデルによっては足幅が狭めに作られている場合もあります。
靴のサイズの選び方と足囲測定法
まず、足のサイズを決定する際には「足長」「足囲」「足幅」の3つを正しく測ることが大切です。
計測は裸足で行い、かかとを壁につけ、最長の指先までを足長として測定します。
同時に、親指と小指の根元の骨の出っ張り部分をメジャーでぐるりと一周測れば足囲(周囲)、そして出っ張りの幅を直線で測ると足幅が得られます。
足囲は周囲、足幅は横幅と定義が異なるため、どちらも判断材料として活用します。
前者がつま先の窮屈さに影響し、後者が母趾・小趾の圧迫感に影響するため、両方のサイズが自分に合っている靴を選ぶことが望ましいです。
次に、アシックスを含むJIS規格に基づいたメーカーでは、足囲の値に応じて適切なウィズ(2E・3E・4Eなど)が案内されます。
オンラインやカタログ上での数値だけに頼らず、あらかじめ測った足囲に最も近い規格を選び、実店舗や試着サービス(例:アシックスの3D足形スキャン)を利用してフィット感を確認することをおすすめします。
ただし、注意点として左右差がある場合は、大きい方の足に合わせてサイズを選び、小さい側はインソールや調整で補うのがよいでしょう。
また、試し履き時は靴ひもをしっかり締め、かかと浮き・甲の圧迫・つま先の捨て寸(約1cmの余白)などをチェックすると安心です。
アシックスの3Eや4Eとは?用途別おすすめモデル
足の形や用途に合ったシューズを選ぶことは、快適な日常や運動のパフォーマンスに直結します。
アシックスでは、幅広の3E・4E設計を採用したモデルが豊富に展開されており、ランニングやウォーキングはもちろん、ビジネスや安全靴まで多様なニーズに対応しています。
ここでは、各シーンに応じたおすすめの3E・4Eモデルをご紹介します。
ご自身のライフスタイルに合った一足を見つける参考にしてください。
3eや4eのランニングシューズで選ぶ理由
アシックスの幅広ランニングシューズ(3E・4E)は、走行中の足圧分散と快適さを重視する方に特におすすめです。
まず、足幅が広い人でも前足部が圧迫されず、負担が分散されるため長時間の走行でも靴擦れや足の痛みが起こりにくくなります。
さらに、4EモデルにはGELクッションやFF BLASTなどの衝撃吸収・反発技術が搭載されており、着地から蹴り出しまで安定感のある走りをサポートしてくれます。
たとえば「GEL-KAYANO 31 WIDE」や「GT-2000 13 EXTRA WIDE」などは足囲が広い人向けに設計され、踵のホールド力と中足部の安定性に優れるとされています。
反面、幅広ゆえに素材の反応性やコストがやや高めである点は注意が必要ですが、快適性とパフォーマンスを優先するなら検討する価値があります。
3eのペダラでレディース向けモデル紹介
アシックスの「ペダラ(PEDALA)」シリーズには、3E幅のレディースモデルが多数展開されています。
たとえば軽量スリッポンのWP679Mは、天然皮革アッパーとパワーフォーミングソールにより、素足のような軽さと包み込むフィット感を両立しており、ビジネスからカジュアルまで使いやすいデザインです。
また、ウォーキングスニーカー1212A116は、ミッドソールにSOLYTEとかかとにGELを搭載し、長時間歩いても衝撃が和らぐ仕様です。
これらは抗菌・消臭機能も備えているため、日常使いにも最適です。
反対に、ヒール高やデザイン性を重視する場合は選択肢が狭まり、価格も2万円前後と少し高めに設定されている点には留意が必要です。
それでも、幅広の足に対応しつつ、女性が快適に履ける安心設計が評価されており、足の悩みを抱える人には特に適しています。
3eのレーザービームシリーズの特徴
アシックスの「レーザービーム」は、子どもの速さを引き出すために設計されたキッズ向けスニーカーシリーズです。
中でも3E幅(ワイド仕様)は、足幅の広いお子さまにも適するモデルとして注目されています。
まず、レーザービームのスプリントモデルは人工皮革アッパーを採用しており、耐久性と汚れにくさに優れます。
加えて3E設定により、足幅が広めでもゆったり包むようなフィット感が得られるため、運動会や体育の授業で快適に走れます。
実際に購入者レビューでは、「軽量で幅広ゆえに窮屈さがなく快適」と評価されています。
ただし、軽量化に注力したミニマルモデルでは、合成底のためグリップ力がスポーティモデルほど強くなく、砂利道や公園遊びではやや滑りやすいという声もあります。
このため、使用シーンが主にかけっこや運動競技であるならスプリントタイプの3Eを選ぶのがおすすめです。
初めて履く子どもでも脱ぎ履きしやすいゴムひも+ベルト仕様も、多くの家庭で評価されています。
エクストラワイド4e・ワイド4eスニーカー比較
エクストラワイド(4E)とワイド(3E)では、フィット感とデザイン面に明確な違いがあります。
4EはJIS足囲規格で最も幅広い設定となるため、甲高幅広の方に最適ですが、ズボンに収まりにくく見た目がやや大きく感じられることがあります。
一方、3Eは広すぎず、見た目にも比較的スマートで、普段使いのスニーカーとして扱いやすいのが魅力です。
さらに、性能面では4Eモデルの「ジョルト4」や「GT-1000 EXTRA WIDE」などは、軽量かつクッション性を重視しながら、安定感ある設計でウォーキングや軽いランニングにも適しています。
一方で3Eの場合、女性や一般的な足幅の方でも選びやすく、デザインや価格の面で選択肢が豊富です。
とはいえ、4Eのほうが甲高幅広の方には安心感が得やすく、特に足の健康を考える場合は試着を重視して選ぶと良いでしょう。
■比較ポイントまとめ
特徴 | 3E(ワイド) | 4E(エクストラワイド) |
---|---|---|
見た目 | スマートな印象 | やや大きめに見える |
フィット感 | 多くの人に適応 | 非常に幅広の人向け |
モデル展開 | 種類豊富 | 安定性重視モデル中心 |
注意点 | 一部きつく感じることも | 脱ぎ履き時かかとが緩む場合あり |
4eのメンズやレディース別ラインナップ
メンズ・レディース問わず、アシックスでは4E幅を採用したモデルを多く展開しています。
特に「ジョルト4」や最新の「ジョルト5(1011B964)」は男女兼用で、ランニング・ウォーキング・普段履きに対応する幅広デザインです。
ジョルトシリーズは軽量でクッション性が高く、エクストラワイド仕様ながら価格も6,000円前後で取り入れやすい点が魅力です。
一方、レディース向けでは「PEDALA(ペダラ)」シリーズから4Eタイプが複数登場しています。
天然皮革アッパーやストラップ付きのモデル(例:WP454F)は、見た目にもスマートで履き心地重視な作りです。
天然素材使用で日本製という品質の高さ、ビジネスからカジュアルまで対応できる点も評価されています。
ただし、この価格帯・幅広設計のため一般的な靴に比べて少し重くなる傾向があります。
そのため、使用シーンや好みに合うかどうか試着をおすすめします。
4eのウォーキングでレディースモデルとは
アシックスウォーキングからは、4E幅を採用したレディース専用モデルが多数発売されています。
特に「KNEESUP(ニーズアップ)」は、O脚や膝関節の内反に悩む人向けに開発されたウォーキングシューズです。
MCCSという産学医共同開発のクッション構造により、内側に傾くソールが膝への負担を軽減し、毎日の歩行が楽になる設計です。
さらに、PEDALAの4Eモデル(WP454Fシリーズ)は、パンプス風のデザインでありながら4E幅の快適さを活かしていて、衝撃吸収ソールや抗菌中敷きを備えています。
ビジネスにも使える見た目で「履きやすく疲れにくい」とレビューされており、外回りの多い女性スタッフにも人気です。
ただし、4E幅のためやや重量感が出やすく、細身好みの人には物足りない可能性があります。
ファッション性と健康のバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
3eや4eの安全靴としての活用メリット
アシックスでは安全靴にも幅広タイプ(3E・4E)があり、特に電気工事や工場内の長時間歩行・立ち仕事に適しています。
まず、ふくらはぎ・足甲の圧迫が軽減されるため、巡回時の疲労やむくみの軽減に役立ちます。
幅広設計は、つま先への余裕があるため、つまづきリスクが減り、安全性が向上します。
さらに、アシックス安全靴には滑りにくいアウトソールや耐油性・耐摩耗性に優れたソールが使われているので、現場用に求められる機能が揃っています。
幅広モデルは一般靴に比べてツマ先へのあたりが少ないため、長時間の重作業でも痛みが出にくい構造です。
ただし、安全靴の場合、幅広である反面、ゴツさが目立ちやすい点があります。
職場によってはデザイン性よりも機能優先なので、見た目の選択肢が限られてしまいます。
それでも、“作業性の安定感”を重視するなら、幅広安全靴は非常によい選択肢となります。
【まとめ】アシックスの3Eや4Eとはについて
最後に本記事で重要なポイントをまとめます。