大阪マラソンの難易度を徹底解説!完走率・関門・攻略法まとめ

大阪マラソンの難易度 マラソン大会

大阪マラソンの難易度が気になっている方に向けて、この記事では大阪マラソンの難易度と検索する人が知りたい情報を網羅的にまとめています。

完走率や完走証の情報はもちろん、制限時間や関門の通過条件、コースの高低差、結果に影響する攻略法など、初めて挑戦する方でも安心できる内容です。

参加費や参加賞、Tシャツの有無、エントリー時の抽選や先着の違い、ふるさと納税枠、倍率、定員割れがあるのかどうかといった出場に関する情報も丁寧に整理しています。

また、当日のエイド内容や荷物預かりの仕組み、交通規制や駐車場の注意点など、参加当日の流れも具体的に解説。

さらに、過去の口コミや芸能人ランナーの参加例、人気や参加人数の推移など、大会の雰囲気も含めて紹介しています。

これから大阪マラソンに出場したいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

■本記事のポイント

  1. 大阪マラソンの完走率や関門の厳しさ
  2. コースの高低差や攻略ポイント
  3. エントリー方式や倍率の傾向
  4. 参加費・参加賞・当日の運営体制

大阪マラソンの難易度を詳しくチェック

大阪マラソンは全国でも屈指の人気を誇る都市型フルマラソンですが、「果たして自分にも完走できるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、参加前にぜひ押さえておきたい難易度に関する要素を詳しく解説していきます。

関門の制限時間やコースの高低差といった具体的な情報から、完走率や実際の参加者の口コミまで、初挑戦のランナーでもイメージがつきやすいように整理しました。

これを読めば、大阪マラソンの難易度が明確になります。

完走率や完走証の傾向

完走率や完走証の傾向

大阪マラソン2024大会では、出走者約30,420人中、完走者は29,128人で、完走率は95.8%に上ります。

完走率は非常に高いため、多くの市民ランナーが無理なく完走できる構造といえます。

完走証は大会後にWEBで記録証の検索・発行ができ、フィニッシャータオルや記念メダルとともに完走の達成感を形に残せます。

完走者向けのグッズデザインは2025年大会でも刷新され、大阪らしさや美しさを感じる仕上がりです。

一方で、前述の通り、車いすの部は完走率が低く、マラソン本体に比べて難易度が高い傾向が見られます(車いす男子は完走率約33%)。

そのため、完走証の発行や完走率の高さは、一般ランナーにとっては安心材料になりますが、競技者や車いすランナーにとっては別の難しさがある点にも注意が必要です。

コース高低差と攻略ポイント

コース高低差と攻略ポイント

公式サイトより

大阪マラソンのコースは基本的に比較的平坦で、高低差は最大20m前後にとどまり、前半は大阪城から御堂筋、中ノ島エリアを経て道頓堀へと抜けるほぼフラットな道が続きます。

ただ、30km付近にある四天王寺周辺では約5kmにわたってアップダウン区間が存在し、獲得標高が集中する難所となっています。

これを踏まえると、序盤はリズムを大きく崩さず、平坦区間で余力をためるのが効果的です。

そして、アップダウン区間に入る直前には短くペースを落として脚への負担を抑えておくことが望ましいです。

一方で、その後の再び平坦に戻る区間では、できるだけリズムを取り戻す意識で走ることがカギになります。

このように考えると、攻略ポイントは三つあります。

まず序盤に冷静に走って貯金を作ること。

次に30km付近の登坂区間では無理せず脚を温存すること。

そして最後の平坦区間でリズムを取り戻しつつ着実に進むことです。

初めての挑戦でも、高低差と曲がりをあらかじめ把握しておけば、思いのほか走りやすく感じられるでしょう。

攻略のコツとペース管理

大阪マラソンの攻略には、まず「ゴールから逆算して目標ペースを設定する」意識が欠かせません。

例えば完走時間を5時間と設定した場合、1kmあたり約7分06秒のラップで進む必要があります。

そこからさらにペースの貯金を作るために、30kmまでは7分/kmを切るペースを維持できれば、後半の余裕につながります。

また多くのランナーが指摘するように、30km以降は「ここが山場」となるところです。

そこに備えて事前の長距離練習で、ペース感覚や補給のタイミング、疲れたときのリズム回復法を体得しておくと安心です。

補給に関していえば、各エイドステーションの位置を把握し、ジェルやバナナを自分のタイムと相談しながら適宜取れるようにしておくのが効果的です。

ペース管理の具体的なコツは以下のようになります。

序盤は混雑を避けつつ自分のペースを守り、中盤以降に余裕を確保できるようペースを安定させます。

そして30km以降のアップダウンでのペース低下に対応できるレンジを想定して走ると、終盤も焦らず走り切れるでしょう。

無理に速度を上げるのではなく、自分の体調や脚の状態に応じたペース調整が最も効率的です。

関門地点ごとの制限時間と距離

関門地点ごとの制限時間と距離

まず大阪マラソンでは、スタートからゴールまでに10カ所の関門が設けられています。

その中でも代表的な関門地点と制限時間を把握しておくことが重要です。

たとえば、コースの5.0km地点は制限時間1時間29分(ペース約17分48秒/km)、11.8km地点は2時間29分(約8分49秒/km)、16.5km地点では3時間11分(約8分56秒/km)などとなっています。

22.6kmでは4時間04分(約8分41秒/km)、30.5km地点で5時間14分(約8分47秒/km)、34.2kmでは5時間47分(約8分55秒/km)、37.4kmは6時間15分(約8分45秒/km)、39.4kmでは6時間33分(約9分00秒/km)、41.4kmは6時間52分(約9分30秒/km)、そしてフィニッシュ地点42.195kmが制限時間7時間(約10分04秒/km)となります(関門距離・制限時間データ)。

ただ、このように関門にかかると次の区間で挽回が難しく、収容措置の対象になるため、各区間での平均ペースを守ることが重要です。

たとえば、5km関門を想定以上に遅れると、その後の追い上げで体力を奪われることにつながります。

その後、34.2kmや37.4kmといった30km以降の区間になるほど設定ペースが緩やかに見えても、疲労が蓄積したタイミングでのペース維持は難易度が高まります。

収容通告車に追い越されないように、余裕あるペース計画と適切な補給が必要です。

このように、距離ごとの関門と制限時間を事前に把握しておくことで、自分の走力と照らし合わせた戦略的なペース調整が可能になります。

口コミで語られる難易度評価

口コミで語られる難易度評価

大阪マラソンは市街地を走るフルマラソンとして人気が高く、口コミでは「コースが平坦で走りやすい」との評価が多く見られます。

たとえば、2024年大会以降の新コースでは折返し回数を減らし、アップダウンを減少させたことで「冷たい雨でもめちゃめちゃ走りやすかった」といった声もありました。

ランナーズラボの調査でも、沿道の応援やエイドの充実度、コース設計の面で高評価が寄せられています。

一方で、30km付近に存在する坂道や上り区間に関しては、「登り始めてすぐにふくらはぎを攣った」「400mの登坂が予想以上に厳しい」といった厳しい体験談も報告されています。

そのため、平坦なコースとはいえ後半の坂に備えて練習しておく必要性が指摘されています。

その中で、口コミ全体をまとめると「初心者でも完走しやすい」「高水準の運営で安心感がある」「ただし30km以降の上り区間には備えが必要」という評価に集約できます。

ネット上の評価では総じて難易度は高くないとされるものの、個々人の持久力や補給対応力によって印象が分かれる大会です。

大阪マラソンの難易度を左右する人気と倍率

大阪マラソンの難易度を左右する人気と倍率

大阪マラソンに参加したいと考えたとき、まず気になるのが「本当に出場できるのか」という点ではないでしょうか。

大会の人気や参加倍率によっては、エントリーしても走れない可能性があります。

また、枠の種類によっては抽選なのか先着なのか、その違いを知っておくことも重要です。

ここでは、大阪マラソンの過去の参加状況や倍率の推移、さらに芸能人の参加による注目度の変化、当日の交通規制まで詳しく解説していきます。

抽選 先着方式の違い

抽選 先着方式の違い

大阪マラソンでは、エントリー方式が複数あり、抽選方式と先着順方式が採用されています。

基本的に一般ランナーや障がい者ランナーなどは申込者数が定員を超えた場合に抽選により選出されます。

抽選結果は毎年9月下旬にメールで通知されます。

万一落選した場合でも、再抽選が自動的に行われるので、手続きは不要です。

一方で、市民アスリート枠、大阪スポーツ応援ランナー枠、チャリティランナー枠などは先着順に定員に達し次第締め切られます。

特にふるさと納税を含む応援ランナーやチャリティ枠は人気が高く、募集開始後すぐに定員に達することが多いため、応募のタイミングが非常に重要です。

このような二本立ての方式は、ランナー側にとって選択肢が増える半面、どの枠を選ぶかに応じて戦略が必要になります。

抽選が外れたときの保険として先着枠を利用することも検討に値します。

定員割れある?エントリー状況

定員割れある?エントリー状況

かつて大阪マラソンは倍率4倍超の人気大会でしたが、近年は定員割れが話題になっています。

2023年大会では応募倍率が0.77倍程度とされ、定員を満たさず一次募集では二次募集も行われました。

この背景には、コロナ禍を経てランナー層の変化があるようです。

健康維持や趣味としてランニングを始めた人が増え、大会参加を目指す人が減少している傾向があります。

ラン友との交流やSNSによる刺激が少ないため、大会出走へのモチベーションが低下している可能性があります。

そのため現在、大阪マラソンはかつてほど抽選に苦戦する大会ではなく、倍率が下がりつつある中でエントリーしやすい状況になってきています。

一方で、人気枠や先着枠では締切が早くなる傾向もあるため、参加希望の方は早めの申し込みを視野に入れると良いでしょう。

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人気と参加人数の推移

人気と参加人数の推移

大阪マラソンは創設以来、出走者規模は年々変動しています。

第1回大会では出走数約29,163人、完走率は96.6%となり、その後定員約32,000人規模に拡大しました。しかし近年はコロナによるランナー層の変化もあり、2023年大会では一次募集で定員に達せず、追加二次募集がなされるなど、出走者数は約29,285人となりました。

このように参加人数は創成期からはやや減少傾向にあるものの(2011年から2019年までで30万人超の応募→現行20万人程度)、大会規模は維持されており、出走者数も安定しています。

あなたがエントリーを検討される際は、こうした推移を踏まえて、応募時期や枠の選択にも注意するとよいでしょう。

倍率と当選確率

倍率と当選確率

大阪マラソンの一般枠については、かつて2019年までは約4~5倍の高倍率が続いており、参加希望者20万人超の中から約2万人程度が選ばれていました。

それに対して2023年大会では応募者数が定員を下回り、実質倍率は0.74倍と一転して「全員当選」の状況となり、抽選なしでの参加となりました。

ただしチャリティー枠や市民アスリート枠などでは先着順が適用され、枠が早期に埋まることもあります。

したがって、倍率や当選確率は毎年の応募状況により変動しますが、現在は一般枠でも比較的参加しやすい状況といえます。

特に高倍率だった時期の感覚にとらわれず、最新の応募状況をチェックすることが賢明です。

芸能人の参加と注目度

芸能人の参加と注目度

大阪マラソン2025では、芸能人や著名人の参加が大会を一層盛り上げました。

有名人ランナーとしては、漫才師間寛平さんが7.2kmラン「720なにわマラソン」に参加し、沿道ファンとの交流で笑顔を振りまきました。

ゆうちゃみさんと妹ゆいちゃみさんも同ランに参加し、地元感も演出されました。

さらにコブクロの小渕健太郎さんはフルマラソンに挑み、約3時間52分で完走しました。

彼は10回目の出場で、応援に手を振り返しながら走る姿がSNSでも話題になりました。

加えて、NMB48のメンバーもフルマラソンに出場し、約4時間9分で完走と、ファンから熱い反応がありました。

こうした著名人参加があることで、大会は競技としてだけでなくエンターテインメント性も持ち、沿道の応援や視聴者の関心を集めています。

市民ランナーにとっても、芸能人と同じフィニッシュラインに立つ機会が刺激となり、参加意欲を高めているといえます。

駐車場と交通規制の状況

駐車場と交通規制の状況

大阪マラソン当日の大阪市内では、7時15分ごろから16時35分ごろまで交通規制が実施されます。

コース及び周辺道路では車両や歩行者、自転車の通行・横断が全面的に制限され、歩道橋や地下出入口の利用が推奨されます。

特に大阪城公園付近の駐車場は大会前日から終日閉鎖され、森ノ宮や城南エリアの駐車場も2月23日~24日を通じて利用不可となります。

そのため車でのアクセスを検討している場合は、交通規制時間帯を避けるか、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

規制時には迂回路や高速道路ルートなどの案内が公式サイトで提供されるため、事前確認が重要です。

交通制限により混雑が予想されますので、家族や応援者にも事前共有しておくと安心です。

大阪マラソンの難易度に関わる参加費や参加賞

大阪マラソンの難易度に関わる参加費や参加賞

大阪マラソンに参加する上で、参加費や参加賞といった費用面の情報は気になるポイントです。

「いくらかかるのか」「どんな記念品がもらえるのか」などは、エントリーを検討する際の重要な判断材料になります。

特に2025年大会では、参加賞Tシャツが有料オプションになるなど、制度が一部変更されました。

また、完走者限定でもらえるメダルやタオルのデザイン、ふるさと納税を活用した出走枠、当日のエイドや荷物預かり、交通規制まで含めて詳しくご紹介します。

参加費の設定と費用感

参加費の設定と費用感

大阪マラソンのエントリー料金は、一般ランナー(国内)の場合1人16,000円で、グループ2~7人で申し込むと1人あたり16,500円となります。

国外からの参加者は少し高くなり、個人で18,000円、グループだと1人あたり18,500円です。

これらの金額に加えて、参加者1人につき2口以上(1口500円)のチャリティ募金や決済手数料(国内5.5%/国外は11%)が必要になります(事務手数料を含めると支払総額は約16,880円から18,880円程度になります)。

参加費が昨年までの17,000円から見直されて16,000円に下がったのは、参加記念Tシャツを希望者のみに販売する方式へ変更されたためです。

これにより費用はランナー目線で抑えられつつ、補助金やチャリティへの貢献も維持されています。

なお、「万博チケット付きランナー」と呼ばれる特別枠では、大会参加費が22,000円とやや高額になりますが、万博入場券が付くため旅行や観光と組み合わせる方には魅力的な選択肢です。

支払総額には幅がありますが、ランナーに優しい制度とコスト調整の工夫が見られる大会です。

参加賞Tシャツの内容

参加賞Tシャツの内容

大阪マラソン2025では、従来全ランナーに配られていた参加記念Tシャツは廃止され、希望者だけがWEBで別途購入できる方式になりました。

Tシャツ価格は約4,200円で、種類は通常の大会オフィシャルTシャツと、チャリティ参加者向けの「なないろチャリティTシャツ」(4,700円)があります。

チャリティTシャツはミズノ製で、大会テーマカラー7色(赤・橙・黄・緑・水・紺・紫)を用いたデザインで、人気漫画「キン肉マン」とのコラボレーションが話題です。

色により絵柄が異なり、複数種類の中から選択できる楽しさもあります。

通常版のオフィシャルTシャツはサイズがXSからXLまで用意されており、価格は4,200円です。

どちらも購入は参加確定後に限定されますので、希望する場合は案内メールや大会公式サイトをこまめに確認することをおすすめします。

参加記念Tシャツがオプション化されたことで、費用を抑えたい人は不要な出費を避けられ、欲しい人には魅力的な公式グッズを購入できるバランスが取られています。

完成記念メダルや完走証

完成記念メダルや完走証

大阪マラソン2025では、完走したフルマラソン参加者に限定して「完走記念メダル」と「フィニッシャータオル」が贈呈されます。

メダル表面には大阪城と大会シンボルの虹、裏面には42.195km全行程、そして公式キャラクター“ミャクミャク”がリボンにデザインされており、大阪・関西万博イヤーを象徴する特別仕様です。

タオルは大阪出身のデザイナー・コシノジュンコさんによる道頓堀のネオンをモチーフにしたグラフィックで、芸術性と大阪らしさが融合しています。

完走証に関しては、記録証明は大会後にウェブ上で確認・発行可能です。

氏名や完走タイムの表示のほか、追加でメモリアルグッズ(名前・記録入りのアクリルスタンドやキーホルダーなど)もオンラインで購入でき、記録の形を残せます。

そのため、形には残らない努力の記録を、デザイン性とちゃんとした証として記念にできる点が、大会の魅力のひとつです。

ただし、メダルとタオルは完走者対象であり、離脱や関門アウトの場合には手に入らない点は注意してください。

ふるさと納税枠の有無

ふるさと納税枠の有無

大阪マラソンでは「大阪スポーツ応援ランナー」として、ふるさと納税制度を利用した特別枠があります。

大阪府または大阪市のスポーツ振興基金に10万円以上寄附することで、先着でそれぞれ400名(合計800名)が出走権を得られます。

申込期間は例年7月下旬から10月初旬で、寄附確認後にエントリーコードがメール送付され、専用サイトから登録を進めます。

ただし、寄附金には参加料やチャリティ募金(2口以上)等が別途必要で、寄附のみで自動的に参加できるわけではありません。

また、出走権は寄附者本人か指名された方のみ有効で、譲渡不可です。

この枠は抽選ではなく先着方式のため、定員に達し次第締め切られ、寄附期間とエントリータイミングを逃すと利用できない点に注意が必要です。

その中で、大会参加と地域貢献が同時に叶う制度として、選択肢にする価値があります。

エイドステーションの数と内容

エイドステーションの数と内容

大阪マラソンでは、ランナーの体調やエネルギー補給に配慮し、複数のエイドステーションが設けられています。

水やスポーツドリンクに加え、大阪らしい名物食品も用意されている点が特徴です。

32.8km地点付近では「まいどエイド」と呼ばれる商店街による特別給食ステーションが設置され、たこ焼きやから揚げ、いわしハンバーグ、甘いポテトフライなど多彩なメニューを提供しています。

商店街ごとの特色が反映された内容で、元気のチャージに効果的です。

他にも各エイドでバナナやパン、糀甘酒などエネルギー源となる食品も適宜提供されており、後半での体力維持に役立ちます。

一方でエイドの混雑が想定されることや、飲食可能なタイミングの見極めが必要になる点は注意してください。

補給のタイミングがずれるとエネルギー切れや脚の疲労につながる可能性があるため、計画的に立ち寄ることが大切です。

荷物預かりの仕組みと利便性

荷物預かりの仕組みと利便性

大阪マラソン当日には、スタート前に手荷物を預ける体制が整っています。

更衣と荷物預けは大阪城ホールおよびWWホール付近に設置され、混雑緩和のために受付時間帯がブロックごとに異なります。

預けた荷物はフィニッシュ後、大阪城公園内で受け取りが可能です。

女性専用窓口やテントエリアも設けられ、利便性向上に配慮されています。

ただし、大阪市の市民報告によると、2025年大会では手荷物返却に最大で2時間20分かかるケースがあり、多くのランナーから遅延への不満が寄せられました。

そのため、フィニッシュ後の余裕ある計画や、可能であれば先に更衣を済ませて身軽で動けるようにしておくことをおすすめします。

交通規制エリアと時間帯

交通規制エリアと時間帯

大阪マラソン開催中(例年2月24日)は、スタート約7時15分からフィニッシュ時刻16時15分までの間、コース沿道および近隣道路で大規模な交通規制が行われます。

車両だけでなく、自転車や歩行者の横断も制限され、歩道橋や地下道の利用が推奨されます。

特にスタートやゴール周辺、大阪城公園付近では通行禁止エリアとなるため、応援や送迎、車でのアクセスを予定している方は、規制情報や迂回ルートを事前確認しておくことが重要です。

公共交通機関の利用が強く推奨されており、規制時間帯に無理に到達しようとすると交通渋滞や案内混乱の影響を受ける可能性があります。

事故や混乱を避けるためにも、関係者への事前共有も忘れずに行ってください。

【まとめ】大阪マラソンの難易度について

最後に本記事で重要なポイントをまとめます。

完走率は約95.8%と高く初心者にも挑戦しやすい
コースの高低差は最大20m前後で基本的に平坦
30km付近にアップダウンが集中し脚への負担が大きい
制限時間は7時間で関門通過には一定のペース管理が必要
攻略には30km以降のペースダウンを見越した戦略が求められる
関門は10カ所あり収容対象となるリスクもある
難易度は口コミでも「走りやすい」と高評価が多い
エントリーは抽選と先着があり、枠により難易度が異なる
最近は定員割れ傾向があり一般枠の倍率は低下傾向
芸能人の参加で注目度が高くモチベーション向上につながる
参加費は平均16,000円前後で費用感はやや高め
Tシャツは有料オプションで希望者のみ購入可能
完走者には記念メダルとタオルが贈られる
エイドでは大阪グルメが提供され後半の体力維持に効果的
荷物預かりはあるが返却に時間がかかる場合がある
交通規制は広範囲で公共交通の利用が推奨される